以前に 「WindowsPE」(この時は 3.0)の起動ディスクを作成したことがあるのですが、その構成内容と 「回復ドライブ」 の構成内容(「回復パーティションを PC から回復ドライブにコピーします。」 のチェックが入っていない状態で作成)がそっくりでしたので、この 「回復ドライブ」 のフォルダ/ファイル類と 「WindowsPE」 の ISO イメージ作成時に使用する 「Deployment Tools」 を使用して ISO イメージを作成、これを DVD/CD に書き込み、起動可能な回復ディスクを作成してみました。
MBR 用のブートファイル 「etfsboot.com」 と 「回復ドライブ」 の内容を単純に組み合わせただけですので、何らかの不備があるかもしれませんが、起動と一通りの動作確認は行えました。
・「PCのリフレッシュ」 と 「PCを初期状態に戻す」 については、ディスク挿入メッセージの表示までを確認。
・「イメージでシステムを回復」 については回復完了まで確認。
・「スタートアップ修復」 については動作未確認。(この時点で行いたくないため。)
・その他の動作は確認済み。
以下、MBR 形式での起動可能な回復ディスクの作成手順の一例です。(EFI 形式での作成は試していません。)
手順の中では、エクスプローラを使いフォルダやファイルのコピーなどを行いますので、隠しファイルやシステムファイルを表示する設定にしておいてください。
尚、「\ ] は実際には半角の 「¥」 マークです。このコミュニティ内では 「\ 」 と表示されます。
- Microsoftダウンロードセンターから 「Windows 8.1 ADK」 をダウンロード・インストール(adksetup.exe 実行)する。
http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=39982
インストールウィザードの途中の、インストールを行う機能の選択では 「Deployment Tools」 のみにチェックを入れる。その他の機能は不要のため。 2. C ドライブのルート直下に 「Restemp」 フォルダを作成、更にその中に 「ISO」 フォルダを作成し、その中に USB メモリに作成した 「回復ドライブ」 の内容をすべてコピー(「System Volume Information」 フォルダがある場合は除外)する。
(フォルダを作成する場所やフォルダ名は適当で構いません。便宜上、上記のようにしています。) 3. 「Restemp」 フォルダの中に、下記のフォルダの中から 「etfsboot.com」 ファイルをコピーする。
・OS が64ビット版の場合
C:\Program Files (x86)\Windows Kits\8.1\Assessment and Deployment Kit\Deployment Tools\amd64\Oscdimg
・OS が32ビット版の場合
(下記は推測です。正確には C:\Program Files\Windows Kits の中で 「etfsboot.com」 を検索してください。)
C:\Program Files\Windows Kits\8.1\Assessment and Deployment Kit\Deployment Tools\x86\Oscdimg
※この時点で下記のような構成になります。
C:\Restemp\ISO\(回復ドライブからコピーしたフォルダやファイル類)
C:\Restemp\etfsboot.com 4. スタート画面のアプリ一覧(アプリビュー)の中の 「展開およびイメージング ツール環境」 を右クリックし、「管理者として実行」 を選択する。 5. 「展開およびイメージング ツール環境」(コマンドプロンプトの黒画面)が表示されるので、下記のコマンドを入力する。
oscdimg -n -h -l回復 -bC:\Restemp\etfsboot.com C:\Restemp\ISO C:\Restemp\Recoverydisk.iso
「-l回復」 の 「l」 は小文字の 「エル」 です。「l」 に続く文字列はメディアの表示ラベルになります。
最終的に 「Done.」 と表示されれば終了です。エラーが表示される場合には、コマンドの文字列が正しいかどうか確認してやり直してください。 6. 「Restemp」 フォルダの中に 「Recoverydisk.iso」 ファイルが作成されるので、これを右クリックし 「ディスク イメージの書き込み」 を選択する。 7. 「Windows ディスク イメージ書き込みツール」 ウィザードに従い DVD/CD への書き込みを行う。
以上です。用語やコマンドの解説は必要でしたらネットで検索をお願いします。
ご参考まで。