■ 概要
Windows Server 2022 において、ファイル サーバー リソース マネージャー(FSRM)で
ハードクォータを設定している環境で、クォータ制限に近い状態の際の
ファイル操作の挙動について確認したく、質問いたします。
具体的には、既存ファイルを編集してサイズを増加させた場合は
問題なく保存できるにもかかわらず、同じファイルを
エクスプローラや robocopy.exe 等を用いて
別フォルダーへ移動またはコピーした後、
元のクォータ配下フォルダーへ戻そうとすると
「十分な空き領域がありません」
というエラーが表示され、処理できない場合があります。
本挙動が FSRM の仕様(by design)であるか、
また仕様である場合に公開資料等に明記されているかを確認したく、
質問させていただきました。
なお、本件については Visual Studio Subscriptions(MSDN)サポートへ問い合わせた結果、
Microsoft Q&A での確認を推奨されました。
■ 環境
OS: Windows Server 2022 21H2
Build: 20348.5020
機能: File Server Resource Manager(FSRM)
クォータ設定: ハードクォータ(自動適用クォータ)
■ 再現手順(例)
- FSRM で対象フォルダーに対して
ハードクォータ(自動適用クォータ)を設定
- クォータ配下に新規フォルダー「フォルダー1」を作成
- 「フォルダー1」に複数のファイルを作成し、
クォータ制限に近づくまで既存ファイルを編集して保存
(例:100MB 制限の場合)
- test1.txt : 64,164,672 bytes
- test2.txt : 38,776,320 bytes
- test3.txt : 1,951,840 bytes
- 同じクォータ配下に新規フォルダー「フォルダー2」を作成
- 「フォルダー1」内のファイルを
エクスプローラまたは robocopy.exe を使用して
「フォルダー2」に移動またはコピーする
※ フォルダーごとのコピーでは本現象は発生しない
- 最後のファイルの移動またはコピー時に
「十分な空き領域がありません」
と表示され、処理できない場合がある
■ 補足事項
- メモ帳を使用し、少しずつ内容を追加して保存する方法では
本現象が発生しやすい傾向があります
- fsutil コマンドでサイズを指定して作成したファイルでは、
現時点では同様の現象を再現できていません
- フォルダー内のファイル構成によっては、
制限一杯の状態でも現象が発生しない場合があります
- 同一のファイル構成であっても、必ず再現するわけではありません
■ 確認したい点
- 上記の挙動は FSRM の仕様(by design)でしょうか
- 仕様である場合、Microsoft の公開ドキュメントや
公式資料に明記されている箇所はありますでしょうか
本挙動により、サーバー側でのユーザーフォルダーのメンテナンス作業や、
ユーザー自身のファイル操作に支障が出るケースがあり、
社内・利用者向けに明確な説明が必要となっています。
ご確認・ご教示いただけますと幸いです。