機械設備に付属するFAパソコンで、Windows2000やXPのパソコンがあり、これらのセキュリティ対策のため、デジタル証明書を搭載したい。
可能でしょうか?
可能か不可能かとだけの質問であれば、自前でPKIや証明書のインフラを作るか導入すれば、相当大変ですが可能だと思います。ただし証明書というものは、お気付きの通りシステムのセキュリティの根幹にかかわるものなので、いくら金を積まれても絶対にやりたくない仕事です。普通の会社ではほぼ不可能といった方が分かり易いと思います。
可能な場合、どのようなデジタル証明書を搭載できますか?
すでにサポートが終了しているOSに対応するデジタル証明書を販売している企業はありません。前述の通り「自前のデジタル証明書」を自前で実装するか、詳しい業者に「個別対応のデジタル証明書」特注で発注するしかないでしょう。
前述の通り独自の証明書の開発、試験や運用には(実績ある会社の協力を得たとしても)相当の労力がかかります。個人的な意見としては、「機械設備に付属するFAパソコン」のOSをWindows 11に対応させた方がはるかに容易で、費用も安くて済むと強く思います。
私は実際のところ仕事で、古いWindows XPや2000のFAパソコンの制御システムを今までいくつもWindows 7やWindows 10(64bit)に載せ替えました。PC自体とPCIやUSBのバス仕様と、WindowsのシステムとWindowsドライバーとVisual Studio (VC++)の互換性が非常に強力なので、システム個別の内容やお客様の要望により差異がありますが、いずれも0.5人月から3人月程度で片付いて、現在安定運用しています。
デジタル証明書を自前で実装、運用するとしたらば(根拠が無い推測ですが)最低でも2,000万円ぐらいはかかるのではないかと思います。お勧めしません。