たまたま先週、PCIボードドライバー開発用のマルチブート環境で発生していた問題を修復、環境を再構築したので、ためにはならないかも知れませんが、参考情報として書いてみます。
なおこの質問の Dual boot を**「修復する方法」などというものはありません。どこからも何もサポートされません。 まずご存知とは思いますがマルチブートは、この辺にも記述の通り **** マルチブートは単一の OS を実行するデバイス向けに設計されています。 複数のオペレーティング システムでデュアルブートまたはマルチブート システムを使用する場合は、特別な注意が必要です**。
これ以上のMicrosoftの情報は無く、複数ディスクは勿論、複数OSの起動はサポートされません。そもそも最初にどの様にして、どの様な Dual boot 環境を作ったのかがわかりませんが、また実際に構築する際の環境も様々なので、決まったやり方や手順はありません。当然ながらマルチブートの修復という考え方もありません。
私の場合、長年様々なトラブルを経験しながらマルチブート環境を維持してきた秘訣は、トラブルが発生する度に毎回作り直したからです。 そのほかの独自に試行錯誤して来たコツは次の通りです。
- 各ディスクの起動はいずれもBIOSで切り替え
- 複数ディスクをまたがる Windows Boot Manager は使用しない
- 高速スタートアップ・スリープ・休止は無効
今回の問題と対処は大体、次の手順でした。
- 事前検証
事前検証として、機動可能なディスクで立ち上げて Crystal Disk Infoで接続している全ディスクの状態を確認。結果異常無し。


今回の問題は次の内容なので、以降の作業は必ず修復対象の単一ディスクだけを接続して作業。 各ディスク単体で正常起動を確認後、全てを接続。
- 問題1
Windows 10 32bitがWindows UpdateのWindows更新に失敗して以来、起動しなくなった。いろいろ試すとブルーの起動出来ない画面。
次の手順で修復。
2-1. Windows PEでコマンドプロンプトを駆使して状態調査。
2-2. ファイルシステムの損傷を確認したので、CHKDSK /F /R で修復。約1日。
2-3. Windows PEでコマンドプロンプトを駆使して、起動問題の修復を試行。
2-4. ブートパーティションとブートブロックの損傷を確認。起動が困難で手作業での復旧が面倒なのと、 Windows 10 22H2 のMedia Creation Toolの動作確認のため、22H2のISOディスクを作成してWindows 10 32bitを新規インストール。無事解決。
3.問題2
Windows 10 x64の22H2更新によりマルチブートディスクが、Windows 10 x64だけしか起動しなくなった。次の手順で修復。
3-1. Windows PEでコマンドプロンプト起動。以下の実行。(もっとコマンドや再起動が必要だったが、詳細は失念、結果OK。)
bootrec /rebuildbcd
なおこの回答は、実験環境で試したことを書いただけです。内容は保障しませんし、間違っているかも知れません。また何かを推奨している訳ではありませんし、一般的なWindowsの運用環境とは無関係の話です。何かの参考にして頂く事は構いませんが、全て自己責任でお願いします。