問題となっているアプリがネット上からダウンロードできたので、試しに動かしてみたところ、先に提供していただいたダンプと全く同じ状況を再現できました。
で、先ほど少しだけデバッグしてみたところ。。。
問題のエラー ダイアログは、VC++ ランタイム ライブラリ モジュールの不足で表示されているのではなく、このプログラム自身がランタイム ライブラリ (msvcrt.dll) が提供する abort() 関数をコールし、自身を強制終了させているために表示されていました。
つまり、このプログラム自身が処理中に何らかの問題を検出し自身を強制終了させているということで、問題はこのアプリ自身にある。。。ということになると思います。
Process Monitor というツールを使ってこのアプリの挙動を調べると、確かに IME および Text Service Framework に関連する処理でエラーが多数発生していましたが、個人的にはこれが原因とはちょっと考えにくい。。。と思っています。
ただ、それも断言はできないので、一応、言語のロケールや IME に関する設定で、正常動作環境とエラー発生環境で差異はないか、確認することをお勧めします。
また確証がある訳ではありませんが、個人的には IME や Text Service Framework の問題よりも、アプリ固有の環境設定に関する情報が何か足りないのではないか。。。と感じています。
私の PC 環境でこのアプリを動作させた場合、下記ファイルのオープンに失敗していることを確認しています。
<オープンに失敗しているファイル>
☆ C:\Users<User Name>\AppData\Local\QtProject\qtlogging.ini
☆ C:\ProgramData\QtProject\qtlogging.ini
☆ <問題の EXE ファイルが格納されているフォルダ>\QtProject\qtlogging.ini
☆ <問題の EXE ファイルが格納されているフォルダ>\data\QtProject\qtlogging.ini
☆ <問題の EXE ファイルが格納されているフォルダ>\qt.conf
実際に今回の問題と関連があるのかはわかりませんが、上記ファイルに関して、正常動作環境とエラー発生環境で差異はないか、確認することをお勧めします。
(私のところには正常に動作する環境が無いので、どのような状態が正解なのか、判別のしようがありません。)
昼休みにデバッグした限りでは、この問題のプログラムは "ssse3" という文字列をチェック後に、abort() 関数を呼び出していました。
なので、"ssse3" という文字列が何かヒントになるかも。。。と思い、"<アプリ EXE ファイル名>" + "ssse3" をキーワードに Google で調べたら、このアプリの専用フォーラムで同様の事例が報告されていました。
このアプリの専用フォーラムをみる限り、この問題はかなりの人が遭遇しているしているようです。
私は、このアプリが対象とするハードウェアを持っていないのでフォーラム会員にはなれませんが、会員登録をすれば色々と詳しい情報がみれるみたいです。
なので、ここよりも対象アプリ専用フォーラムに問い合わせることをお勧めします。
(私が調べた限りでは、VC++ ランタイム ライブラリの問題ではないと思います。)